OPEN HAUS シンポジウム
DISPLAY
〜表現する電子表示技術〜
後藤 映則/鈴木 一太郎/橋田 朋子/前田 博己
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解像度、画面の比率、筐体の大きさや厚さに重量…etc。
製品のスペック、その時代の規格やテクノロジーによって表現の範囲が定められてしまう映像制作の世界。その一方で、発想や表現とともにテクノロジーを拡張・発展させることを “表現者” 自らが研究的思考や技術的思考をもって実践しようとする試みがあります。
本プログラムでは、このような試行を成し遂げた先に物質的な質感と魅力を(一種の)映像表現に与え続けている4名のゲストをお招きして【アート/研究/開発】それぞれの視点からお話を伺います。
彼らの創った「ディスプレイ」が照らす「映像表現」の未来を一緒に考えましょう。
ー 日時 ー
2019年11月15日 (金)
18:30-21:00(18:00開場)
ー 会場 ー
京都市 上京区 真如堂前町104番(寺町今出川下ル)
ー ご予約 ー
ご来場の際は上記ボタンをクリックして「受付フォーム」へお進みください。
本プログラムは無料です。
ー 登壇者紹介 ー
(名前順)

熊本県出身。大日本印刷株式会社 研究開発センターに勤務。電子ペーパー、有機EL等のディスプレイデバイスの開発に従事しつつ東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム創造専攻にて社会人博士課程を修了。フィルムの上に印刷で作れる有機トランジスタを使った電子回路の開発を主導。近年はフレキシブルなモノからストレッチャブルなモノづくりに視点を拡張し、スキンエレクトロニクスのコンセプト提示で東京大学工学系研究科電気系工学専攻染谷隆夫教授らと2018 ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS クリエイティブ総務大臣賞を共同受賞。新しい電子基板の実現を目指す。
ー 企画・司会 ー
電子的な繋がりがもたらす人間同士の多元的な駆け引きに関心を寄せながら、アナログ放送用電波を用いたプロジェクトやインスタレーションを手がける。ラジオ・アーティスト、京都造形芸術大学非常勤講師、京都精華大学非常勤講師、KYOTO HAUS 所長。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。主な仕事として『コジマラジオ』(旧コジマ小学校、2007年)、『都市のエフェクト』(hiromiyoshii、2009)、『最後のテレビ』(新港ピア、2011年)、『テレビの部屋』(京都芸術センター、2014年)、『Telephonovision』(京都芸術センター、2015年)がある。HAPSのスタジオアーティストプログラム (2013-2016) 以降、京都に活動の拠点を移す。
ー KYOTO HAUS について ー
KYOTO HAUSは、アートやデザインに応用されるインタラクティブ・メディアの研究/開発をおこなうフリーランス・クリエイターの集まりです。きっかけは「CEKAI」が京都にオフィスを構えたことからはじまります。
このコミュニティで培われてきた創造的なコミュニケーションの集積によって、2019年より表現開発拠点としての「KYOTO HAUS」が誕生しました。
ー その他のイベントについて ー
